「ネオ寄生獣」

岩明均「寄生獣」をさまざまな作家がトリビュートしたアンソロジー「ネオ寄生獣」が、本日7月22日に発売された。

同作は2014年から2016年にかけて、月刊アフタヌーン(講談社)に掲載された作品を1冊にまとめたもの。参加作家には萩尾望都、太田モアレ、真島ヒロ、PEACH‐PIT、熊倉隆敏、皆川亮二、植芝理一、遠藤浩輝、瀧波ユカリ、平本アキラのほか、イラストレーターの韮沢靖や造形作家の竹谷隆之といった12名が並ぶ。

単行本には女教師・田宮良子が生んだ娘のその後を描いた萩尾の「由良の門を」、「FAIRY TAIL」に登場するルーシィにミギーが寄生してしまうという真島の「ルーシィとミギー」、「アゴなしゲンとオレ物語」で知られる平本の「アゴなしゲンとオレは寄生獣」などを収録。また各作家からは「寄生獣」の魅力や、トリビュートし終えての感想が語られている。