お笑い芸人のカンニング竹山(45)が4日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。東京高裁の男性裁判官がSNS上に投稿した上半身裸の写真をまねて、自身のツイッターに下着姿を投稿した真意を語った。
番組では、この男性裁判官が東京高裁長官から厳重注意を受けたニュースを紹介。さらに、竹山が6月28日に「パンツを新しくした。俺もこの写真はサンミュージックに怒られるのであろうか?」というコメントとともに投稿した、同じポーズの下着姿の写真も取り上げた。竹山の投稿に対し、「竹山さんグッジョブ」と称賛や応援の声が寄せられ、裁判官本人からも「ありがとうございました。涙が出そうになりました」とメッセージが届いたという。
竹山は「なんでやったかというとパロディ」と説明し、「はっきり言いますけど、この裁判官に対しては完全に否定です。エールも何もしていません」と応援していないと断言。「ところがインターネットで俺が応援しているみたいに勝手に理解されて、裁判官の方からもツイートきてました。僕は返してないですけど」と続け、「僕の意見は反対。人を裁く仕事の人がこういうものをやると…人の人生を変える仕事をしているからダメです」と語った。
そして再び、「なぜこれをアップしたかというとパロディ」と強調。「裁判官の人は否定はされます。僕は基本的にはお笑い芸人だから、これを載せたときにほぼ否定されません。『お笑い芸人だからやるだろ』と世間は理解する」と裁判官と芸人の違いを説明した。
また、「ネット社会の中で、勝手に僕が応援しているようにとらえられ、多分この裁判官もそう理解したのでしょう」と前置きした上で、「人を裁く職業をしている人が、何の根拠もないのに僕に対して『ありがとうございました』って入れてきちゃ、あんまりよろしくはないかなと思います」と指摘した。