お笑い芸人の小籔千豊(42)が、6月30日に放送されたTBS系バラエティ特番『日本イライラ解消SP』(19:56~)にゲスト出演し、物議を醸した「東大美女フライト旅行キャンペーン」について持論を展開した。

小籔千豊

番組では、さまざまな問題をテーマに出演者が徹底討論。同キャンペーンは、『東大美女図鑑』のモデルとなった学生が海外に向かう機内で当選者の隣に座り、旅先の観光情報や歴史の解説、子どもの宿題などを手伝ってくれるというもの。抽選で選ばれた5組の旅行客を対象としていたが、ネット上で「セクハラ」「キャバクラか」「気持ち悪い」といった反発の声が噴出し、企画が中止に追い込まれた。

現役東大生から「言ってしまえばキャバクラみたいなもの」と批判があったことについて、小籔は「『キャバクラみたいになることがあかん』と言うことが僕は差別やと思います」と反論。「"心の癒やし"というお仕事で言えば同じと思ってますので、『キャバ嬢みたい』と非難するのは失礼な話」とバッサリ切り捨てた。

さらに、「女性ばかりがセクハラ、女性差別と言われる。それやったら男前の物運んでいる兄ちゃんのカレンダーとかありますやん? それ見ておばはんタレントは『うわぁ、腕がいいわぁ』とか言うてる」と例を挙げ、「一緒やないか、そんなもん!」と主張。女性タレントからの「くくりが"かわいい女子大生"となっているのが嫌」という意見には、「それやったら、物運んでいる人もブサイクでもええやん。でも、男前ばっかりですやん。こんな歯出たやつカレンダーに出てきます? 買いますか?」。

また、東大院生のタレント・たかまつなな(22)からの「東大にまで行って、何でこういうことをするのかなって思います。日本最高の学府で高い税金が使われている。皆さんの税金を使って勉強しているのに、こういうことをやっていいのか」という疑問には、「じゃあ、あなたは余暇の時間は一切ないということですね?」と指摘。「鼻くそほじくったり、カラオケ行ったり、そういうことはしないんですね? 公のお金で勉強しているから」とたたみかけ、たかまつは「しません!」と否定しながら苦笑い。スタジオが盛り上がる中、「24時間監視させてもらいましょか?」と言い放ったところでゴングが鳴り、次の話題へと移った。