イベリア航空は6月28日、アジア市場への足がかりとなるマドリード=上海線を就航。同線へはエアバスA330-200を導入し、週3便を運航する。

6月28日にマドリードで就航式典を実施

就航にあたって開催された式典で、同社CEOのルイス・ガジェーゴ氏は「イベリア航空は再びアジア市場を開き、今日、グローバルな航空会社になるための第一歩を踏み出します」とコメントした。機内では中国の食材を用いた機内食や、中国語に対応したエンターテイメントも充実させるという。

イベリア航空のエアバスA330-200

イベリア航空は10月19日より、週3便運航で成田=マドリード線を開設。エアバスA330-200(ビジネスクラス19席、エコノミークラス269席の全288席)を導入し、日本とスペインを結ぶ唯一の直行便を運航する。

また、JALは5月20日、ブリティッシュ・エアウェイズとフィンエアーとで実施している日本=欧州路線における共同事業にイベリア航空を追加するため、国土交通省に対して独占禁止法の適用除外(Antitrust Immunity)を申請。4社が連携することで、さらなるサービスの拡大を目指している。

A330-200のビジネスクラスはフルフラットシート仕様