「蟻地獄」4巻

板倉俊之原作による武村勇治「蟻地獄」の最終4巻が、本日6月29日に発売された。

本作はお笑い芸人・インパルスの板倉による同名小説をコミカライズしたもの。裏カジノでのイカサマを見破られ、大金を要求された青年・二村孝次郎の運命を描いていく作品で、週刊漫画ゴラク(日本文芸社)にて連載された。4巻では、孝次郎が集団自殺者の死体からえぐり取った目玉を売りさばくことで大金を作り出そうと考える。しかし集団自殺を主催した宮内が異常殺人者であることが判明し……。

単行本の刊行を記念し、東京・書泉ブックタワーでは特典を配布。1巻から4巻までを購入すると、それぞれに武村描き下ろしのカラーペーパーが付属する。4枚すべてを集めて繋げるとひとつのイラストが完成する仕様となっているので、作品が気になっていた人はこれを機会にまとめて購入してみては。