萩尾望都(提供・新潮社)

2013年を最後に休止していた「日本ファンタジーノベル大賞」が復活し、2017年6月から作品を募集する。選考委員は萩尾望都、恩田陸、森見登美彦に決定した。

「日本ファンタジーノベル大賞」は1989年に創設されてから25年にわたり新人作家のユニークな登竜門となり、酒見賢一「後宮小説」、鈴木光司「楽園」、畠中恵「しゃばけ」、森見登美彦「太陽の塔」、仁木英之「僕僕先生」など多くの作品を世に送り出してきた。萩尾は2011年から2013年まで同賞の選考委員を務め、このたび4度目の就任となる。