様々な情報が盛り込まれているレシート。これを見ればその人の性格から行動まで見えてしまうとても面白い情報です。今回はレシートでわかる無駄遣いの傾向をご紹介します。

今回はスーパーのレシートから診断していきますので、スーパーのレシートを用意してください。1カ月分あればベストですがなければ10日分でも大丈夫です。

診断1 レシートが長い

長いレシートはそれがどうして長いのか内容をチェックしてください。

1週間分をまとめ買いしている人は当然レシートが長くなりますが、その長さと買い物の量に比例しない場合は、見切り品や半額といった割り引き商品を買いすぎている可能性があります。

単純に値引きされているから買うのでは、本当に必要かどうかもわかりません。そもそも見切り品は早めに食べて欲しい商品ですので、その日のうちに調理をするならまだしも、更に冷凍庫で寝かせてしまっては、肉は酸化はすれど熟成はしません。

また、家族でレジャー代わりにスーパーへ行くパターンでもレシートが長いケースがあります。この場合は、家族が余計なものを横から入れてしまうため、長くなってしまうのです。

診断2 支払い方法がクレジットカードまたは1万円札

支払時にクレジットカード、1万円札で支払っている場合も要注意です。

その理由は、会計時にお金が足りなくなることがないため、買った物の優先順位が考えられていない可能性があるからです。

もしお財布の中身に2,000円しか入っていなかったら、同じ買い方をしますか? 人は限られた予算の中では優先順位を考えて買いますが、それは会計時に足りなくて恥ずかしい思いをしたくないからで、もし1万円がお財布に入っていれば、心のどこかでは足りなくなることはないだろうと、どこか油断してしまうものです。

診断1の長いレシートに加えて2の方法で支払っている場合は、一度現金払いや電子マネーで2,000円程度を持って優先順位を考えながら買い物をしてみましょう。

診断3 会計時間が遅い

ほとんどのレシートには会計した時間も記載されています。こちらも大切なヒントとなります。遅い時間のレシートほど袋を空けてすぐ食べられるものが多くなる傾向があります。

その理由はズバリ空腹と疲れです。頭では食事を作ることを考えて材料をそろえますが、心は袋を空けてすぐにでもかじりつきたい欲求が見え隠れしています。

遅い時間や空腹時に買い物へ行ってしまうという人は、あらかじめ副菜を作り置きし、お肉は味付けして冷凍しておいたものを出勤前に冷蔵庫へ移して解凍しておきます。このように帰宅すれば料理する準備がほぼ整っている状況を作っておけば、スーパーに寄らずに帰宅できます。そこまでできない場合は、パスタといった乾麺にレトルトのソースが家にあるだけでもOKです。

診断4 細かいレシートが何枚もある

細かいレシートが何枚もあり、それらがほとんど同じお店だとすれば、生活習慣に刷り込まれたお買い物であることがわかります。この刷り込み消費が怖いのは、1回あたりの金額は300円程度と少額なのでその無駄に気付きにくいのです。しかし、積もれば1カ月あたりの金額は相当なものです。

今回の診断でハッとした方は、なるべくそのお店へ行かないように意識付けをしましょう。

診断5 素材が少ない

素材とは、野菜なら大根1本、肉は味付けがされていないパック肉といった加工調理がほとんどされていない状態の食材です。こうした素材が少なく、加工されたお総菜やレトルト食品、インスタント食品が素材よりも多く購入されているのであれば要注意です。

加工されている分使い回しもできないので、1食あたりが割高になりがちです。野菜や魚は旬の食材を買って、塩を振って焼くといった簡単な調理方法で良いので少しずつ自炊をするようにしましょう。

買い物のレシートをもらわない、すぐ捨てる、お財布の中に寝かせている方こそ、無駄が減ってお金が貯まるチャンスがありますので、是非やってみてくださいね。

執筆者プロフィール : 丸山晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。