大ヒットした『インデペンデンス・デイ』の続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(7月9日公開)の4分を超える長尺の特別映像が13日、公開された。
本作の舞台は、前作で人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年後。新たな襲来に備えるため、エイリアンが地球上に残した宇宙船のテクノロジーを取り入れ、堅固な地球防衛システムを構築する。その間、エイリアンの侵略を経験したことで国家間の紛争はなくなり、歴史上前例のない国際協力体制が実現。ところが、エイリアンの再襲により、人類滅亡の危機を迎える。
映像では、2016年7月、エイリアンがアフリカに残した宇宙船が20年の時を経てひそかに覚醒する様子が描かれる。それは地球に仲間を呼び寄せるSOS信号。人類が建造した月面基地を粉砕し、地球にやってきたエイリアンは、想像を超える進化を遂げ、重力を自在に操ってアラブ首長国連邦・ドバイのブルジュ・ハリファ・タワー、フランス・パリのエッフェル塔、イギリス・ロンドンのビック・ベンといった各国のランドマークを容赦なく破壊していく。
また、前作で映画ファンから称賛を受けた、"独立宣言"の名スピーチを残したホイットモア元大統領(ビル・プルマン)が、「"彼女"がきた」というエイリアンの意味深な言葉を聞き出すシーンも。前作の戦争で英雄となり、地球宇宙防衛(ESD)の最初の部長に任命されたデイビッド・レヴィンソン(ジェフ・ゴールドブラム)も、その言葉にただならぬ危機を感じ取り戦慄(せんりつ)する。
本作でメガホンを取るローランド・エメリッヒ監督の協力者でプロダクション・デザイナーのバリー・チューシッドは、「われわれが描こうとしたことの一つは、世界中の国々が共通の敵に対抗して一つに団結することだ」と明言。「彼らはかつて団結したことがある。そして今度も再び団結してエイリアンと戦うんだ」と作品のテーマについて語る。
エイリアンとの新たな戦闘の最前線に身を投じるジェイクを演じたリアム・ヘムズワースもまた「団結する姿が人々の共感を呼ぶ」と断言。「何もかも桁違いのサイズだ。映画館に行けば大きい興奮の体験ができる」と呼びかけた。
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