「彼岸島 デラックス」の場面カット。(c)2016「彼岸島」製作委員会

松本光司原作による実写映画「彼岸島 デラックス」に、桜井美南が出演することが明らかになった。桜井は映画「合葬」にてかな役を務めた19歳の女優。8月より放送される実写ドラマ「弱虫ペダル」では寒咲幹役に決定している。

本作で桜井が演じるのは、白石隼也演じる明の幼なじみの少女・ユキ。彼岸島に取り残された鈴木亮平演じる篤を救うため、仲間とともに同地に再上陸し、吸血鬼や吸血鬼が変化した巨大モンスター・邪鬼(おに)に弓矢で立ち向かっていく。劇中では、彼岸島に初めて上陸したときに吸血鬼となって死んだと思われていた恋人・ケンと再会を果たす場面も。吸血鬼になっても自分を守ろうとするケンと、これまでそばで支えてくれていた明との間で揺れ動くさまが描かれる。

ドラマ版の続編制作も発表されている「彼岸島」は、脱出不可能な絶海の孤島・彼岸島を舞台に、人間と吸血鬼の対決を描くサバイバルホラー。「彼岸島 デラックス」は10月15日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて公開される。

桜井美南 コメント

今回、映画初ヒロインとしてユキ役に抜擢をしていただき本当にビックリしたのと同時に、アクション初挑戦ということもありダブルプレッシャーを感じていました。弓矢を武器にし、仲間のために果敢に闘うユキ。正義感が強く、人情深い役だったので、アクションを大切にしながらも、心の動きなどを丁寧に演じることを心がけました。弓矢の練習は思っていた以上に大変でしたが、キャストさんやスタッフさん達から「意外にもセンスあるじゃん!」と言っていただいたことが自信にも繋がり、堂々とした凛々しいユキが表現できたと思います。関係者試写を拝見しましたが、作品全体を通して、想像をはるかに超える、ドキドキが止まらないド迫力映像になっていました! 手に汗握るアクションの合間にあるヒューマンドラマにも注目していただきたいです!