タレントの太川陽介と漫画家の蛭子能収が9日、テレビ東京系バラエティ番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第23弾 宮崎・青島~長崎・グラバー邸』(25日 18:30~)の会見に登場した。

太川陽介(左)と蛭子能収

同番組は、太川と蛭子が路線バスの乗り継ぎにより、制限時間内の目的地到着を目指す人気シリーズ。テレビ東京系の土曜スペシャル枠で放送されている。毎回女性ゲストがマドンナとして登場しており、第23回目となる今回は、はいだしょうこがともに目的地を目指す。

撮影は4月に行われたが、ちょうど熊本を通過し、佐賀に到着した際に熊本地震が発生。ロケに影響はなかったものの、状況を考慮して放送が延期されていた。普段は自由な発言をする蛭子も「みんな幸せになりますように、祈ってます」とメッセージを送り、「テレビを見て、九州を思い出してもらって、観光客が増えればいいなと思います」と故郷・九州への思いを語った。

しかし、地元・長崎の旅にもかかわらず、太川からは「何の助けにもなりませんでした」と辛口評価。蛭子は、「長崎に帰るのはほとんど大村のボートレース開催の時で、自分の家には寄ってないんですね」と説明し、難しさを語った。

今回のマドンナである、はいだの印象について、蛭子は「俺に近かったんです。ぽやっとしてたね」と語ると、太川も「それはあってた」と同意した。太川は「歩けない人だったので、大変でしたね。ペースも考えつつ」と、撮影の苦労を語り、今回の難解なルートに対して「一緒になってドキドキしていただきたいと思います」と視聴者へメッセージを送った。