JR四国は2017年4~6月に開催される四国デスティネーションキャンペーンに備え、土讃線琴平駅で耐震補強工事と内外装改修工事を実施すると発表した。6月に着工し、2017年2月末までに完成させる。
琴平駅の洋風木造駅舎は1923(大正12)年5月の開業以来、90年以上にわたって使用されている。6月以降、現駅舎の隣に仮駅を設置し、7月末から駅舎とホーム上屋の耐震補強改修工事に着手。開業当時の外観を可能な限り復元し、「こんぴらさん」の玄関口として旅行者の印象に残る駅舎とする。
駅舎工事は今年11月末までに完了し、これに合わせて新駅舎を使用開始する予定。ホーム上屋については2017年2月末の工事完了を予定している。