歌舞伎俳優の中村隼人が、TBSで7月期に放送される武井咲×滝沢秀明共演ドラマ『せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜22:00~)で民放ドラマ初レギュラー出演を果たすことが27日、わかった。

久野淳志役を演じる中村隼人

小学館『プチコミック』で連載されていた北川みゆきの同名漫画を原作とする本作は、"本気で純粋な"大人の恋愛ドラマ。とある企業の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)が、既に妻を持つ自社の副社長・三好海里(滝沢秀明)に恋に落ちてしまうというストーリーで、2人の禁断の不倫愛を軸に、複雑に絡み合う人間模様を描く。

中村隼人が演じるのは、証券マンにして新進気鋭の小説家の久野淳志で、海里とは同じ大学で後輩にあたる。久野は、未亜の親友である編集者のあかり(水沢エレナ)にその才能を見いだされ、新人賞を受賞。その受賞パーティで、未亜や未亜の親友の千明(トリンドル玲奈)と出会うこととなる。あかりとは、小説家と編集者、という立場で絆を深めていく一方、千明とも特別な関係になっていくようで、波乱の三角関係の中心となる重要な役どころだ。

そんな久野を演じる中村隼人は、二代目中村錦之助の長男として生まれ、2002年2月歌舞伎座『菅原伝授手習鑑寺子屋』にて松王丸一子小太郎役で初舞台。2007年には、国立劇場『堀部彌兵衛』のさち役で、国立劇場特別賞を受賞している。人気漫画『ONE PIECE』と歌舞伎がコラボレーションしたスーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『ワンピース』へのサンジ・イナズマ役での出演も果たすなど、活躍を見せている。

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