女優の木村佳乃が、きょう24日に放送される関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の第6話で、自ら提案した川柳を披露する。
同作は、伊藤演じる望月幸平が、木村佳乃演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとしたものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。先週の第5話は、幸平が真理亜の恐ろしさに離婚届を突き付け、スタンガンで気絶させたところで終了した。
これを受けたきょうの6話は、真理亜が目を覚ますと、幸平のによって毛布が1枚かけられていたシーンからスタート。当初の台本は、幸平の最後の優しさに「毛布1枚分の愛情か…」と苦笑いを浮かべるというものだったが、木村はプロデューサーに「これって川柳にしたらどうかなと思うんですけど…」と自ら提案した。
驚いたスタッフだったが、あらためて台本を読むと、真理亜のセリフが五・七・五調のように見え、脚本の黒岩勉氏にも相談の上、木村のアイデアを採用。こうして「スタンガン お詫びの毛布に 心は癒えず」という川柳が披露されることになった。
この6話では、こうした木村佳乃のアイデアが生かされた怪演ぶりはもちろん、キムラ緑子と高橋一生が演じる隣人・鯨井夫婦の謎の行動も見どころとなっている。