――これまでたくさんのお見合いを見守られてきて、カップル成立の可能性を高めるためには何が大切だなと思いますか?

参加男性にも参加女性にも、「友達を作りにきているんじゃない」ということはよくお伝えします。この1泊2日で友達ができてもそれは主目的ではなく、多少エゴイスティックだろうが自分の将来のパートナーを見つけた人が勝ちなんです。ですから、仲良くなった人がいて、同じ人を好きになってしまっても、そこは悔いのないようにしてくださいと言っています。そして、エゴイスティックに動く人は、視聴者的に「えー!」と思うところもあるかもしれませんが、そこは温かい目で見てあげてくださいと思います。

――エゴイスティックに動いた方が成功率は高まるということでしょうか。

そこがなんとも難しいところで、やはり相手次第なんですよね。積極的な女性が好きな人もいれば、控えめな女性が好きな人もいる。だから、相手がどういう人を求めているのか早く見定めることが大事なんだと思います。今回の収録終わりに柳原さんが「私、完全に男心を理解したと思っていたんですけど、全然わかってなかった」と言っていましたが、この番組を見ていると「女の人ってこうだよね」「男の人ってこうだよね」っていうのがひっくり返されていくんですよね。

――回数を重ねても、毎回新たな発見があるんですね。

そうなんです。よく僕たちの中で、「結局第一印象最強説」や「ガシガシアピールしたもん勝ち説」など、いろんな説が出てくるんですが、そういったものが裏切られることもあるんです。本当に深いです。

――何が正解かというのはやはり人それぞれなんですね。

ただ一つ、間違いなく思うことは、今この2016年にテレビに出てきて、お見合いをするっていう勇気、それは本当にすばらしいと思います。結果うまくいかなかった人も、その勇気があるなら大丈夫じゃないかって。お見合い後に、「テレビ見てましたよ」「残念でしたね」なんて話から新たな出会いが見つかることもあるんです。だから、戦うっていう勇気は本当に大事なんだなと、長くやっていてすごく感じます。って、わかったように言っている僕自身は、いまだに独身なんですけどね(笑)。絶賛婚活中です!

――えー! てっきり結婚されていると思っていました(笑)

いえ、実はそうなんです。もうネタにされてます(笑)

――最後に、独身の人にとっても、自治体にとっても希望を与えてくれているこの番組への思いを教えてください。

そんな大それたことは思っていないんですが、僕らもやっていてすごく楽しいんです。ものすごく手間がかかる番組で、効率のいい番組ではないけれど、「結婚しました」「子供できました」って言われると、よかったなっていう気持ちになるんです。番組のスタッフも、ナイナイさんを含め出演者の方も、番組も愛してくれているんじゃないかと思います。

(C)TBS