ソフトブレーン・フィールドはこのほど、「電子マネーの利用」に関するアンケート結果を発表した。調査は4月18日~24日、同社サービスを利用する30代~40代の既婚女性会員を対象に行われ、721名(平均年齢46歳)の有効回答を得た。

既婚女性85.4%が電子マネーでお買い物

「電子マネーを使ってお買い物をする場所」

調査ではまず、電子マネーの利用経験を尋ねたところ、85.4%が普段から利用していると回答。利用する場所については「スーパー」や「コンビニエンスストア」が圧倒的に多かった。

また、持っている電子マネー別にみると、スーパーで電子マネーを利用しているのは、多い順に、WAONを持っている人の86.9%、楽天Edyの78.2%、nanacoの74.7%、交通系電子マネーの63.6%。一方、コンビニエンスストアでは、nanacoを持っている人の90.9%、楽天Edyの87.9%、WAONの75.8%、交通系電子マネーの75.3%と、傾向が分かれる結果となった。

「現金やクレジット払い等と半々」での利用が最多

「電子マネーで支払う頻度」

次に、電子マネーで支払う頻度について調べたところ、「ほとんど電子マネー払い」「電子マネー払いが多い」「現金やクレジットカード払い等と半々」と回答した人の割合は、「WAON」を持っている人の62.2%、「nanaco」では59.7%、「楽天Edy」は65.5%となり、WAON、nanaco、楽天Edyを持っている人は、普段のお買い物の半分以上を電子マネーで支払っていることがわかった。

およそ3割が、月額の支払額を把握せず

「電子マネーでの月額の支払額」

次に、電子マネーで月額いくらぐらい支払っているのか尋ねたところ、いずれの電子マネーも「把握をしていない」が最も多く、それぞれ「WAON(34.7%)」「nanaco(34.4%)」「楽天Edy(25.5%)」「交通系電子マネー(31.9%)」という割合を示した。また、金額を把握している場合では、いずれの電子マネーも「3,000円未満」が最多だった。

最後に、電子マネーの使い方について具体的に聞いたところ、次のようなコメントが寄せられた。

・「電子マネーはポイントがつくので、買い物ごとにチェーン別で使うが、クレジットカードは、ガソリンをのぞき1本化している。電子マネーは小銭など出す手間が省けるので助かる」(30代、持っている電子マネー: WAON、楽天Edy、その他)

・「同じものを買うにしても、ボーナスポイントがある方を選びがちです。気になっていた商品にボーナスポイントがついていると、ついでに買ってしまうこともあります」(30代、持っている電子マネー: 交通系電子マネー、WAON、nanaco、楽天Edy、その他)

・「楽天Edyのように、ポイントをネットでの買い物やマイルに変えられて使い道の多いカードをメインに使います」(30代、持っている電子マネー: 交通系電子マネー、WAON、楽天Edy、その他)