経済産業省 資源エネルギー庁は5月11日、石油価格調査(5月9日時点)を発表した。それによるとレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円高い118.0円となり、9週連続で値上がりした。

直近1カ月の動き(出典:経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト)

来週も小幅な値上がりを予想

石油情報センターは「原油価格が値上がりしており、それを受けて石油元売り会社が値上げを通知していることから、末端(小売会社)に一部転換された」と分析している。来週の価格動向については「小幅な値上がりになる」と予想している。

都道府県別にみると、33道県で値上がり、6府県で横ばい、8都県で値下がりした。最も高かったのは長崎県の127.0円(前週125.5円)で、次いで鹿児島県の126.1円(同126.0円)、沖縄県の124.7円(同124.3円)と続いた。一方、最も安かったのは埼玉県の113.3円(同113.0円)だった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.2円高い128.8円と、9週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週から横ばいの99.9円と、8週ぶりに値上がりが止まった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より2円高い1,119円と、2週連続で値上がりした。