リンガーハットはこのほど、「冷やしちゃんぽん白(しろ)」(税別690円)と「冷やしちゃんぽん紅(あか)」(税別790円)の2種類を期間限定で発売した。同社の看板メニューである「長崎ちゃんぽん」を暑くなる季節でも楽しめるように作られた両商品。気になる味を実際に食べて確かめてきた。

「冷やしちゃんぽん白(しろ)」(税別690円)

「冷やしちゃんぽん」は、その名の通り冷たいちゃんぽん。冷えたら固まってしまう豚骨スープを独自のノウハウで固まらないようにし、さっぱりと食べられるように開発された。今回は、白湯(パイタン)スープをベースにした「白」と坦坦麺風の「紅」の2種類が登場。どちらにもレタス、オクラ、ミニトマト、モヤシ、ニンジン、カイワレの6種類の野菜が約208g盛られている。

「冷やしちゃんぽん紅(あか)」(税別790円)

さっぱり豚しゃぶにちょい足しドレッシング

早速「白」からひと口。さらっとしたスープには、優しい豚骨の風味が溶け込んでいる。麺は全粒粉のものを使用し、つるつるとした食感とのどごしの良さが特徴だ。さっぱり感を重視し、トッピングには1.5mm幅に薄切りにされた豚しゃぶが採用されている。

トッピングには1.5mm幅に薄切りにされた豚しゃぶが採用された

「白」には、味を変化させられる「柚子こしょうドレッシング」と「生姜ドレッシング」の2種類の「ちゃんぽんドレッシング」をお好みでちょい足しするのがオススメ。「柚子こしょうドレッシング」を入れると、味に少しピリッとした辛みとさっぱりとした風味が加わり、「生姜ドレッシング」は後味が甘めの味わいに変わる。「生姜ドレッシング」の方は、女性人気が高そうだ。

「柚子こしょうドレッシング」と「生姜ドレッシング」の2種類の「ちゃんぽんドレッシング」

国産唐辛子でクセになる辛さに

一方の「紅」はベースに練りごまを使用しており、ごまの香りを強く感じる。スープを飲むと、予想以上の辛さ。開発担当者に話を聞くと、この辛さは激辛の国産唐辛子「辛富士」を使用しているからだという。最初は辛さでびっくりしたものの強すぎる辛さではなく、一気に食べてしまいたくなるクセになる辛さだ。それでも「ちょっと辛いな」と思ったら、トッピングの肉みそをスープに溶かしてみよう。辛さが少し緩和される。

スープには、国産激辛唐辛子の「辛富士」を使っている

マイルドな「白」とスパイシーな「紅」の2種類で展開する「冷やしちゃんぽん」。両商品は8月31日までの販売を予定している。