歌手の宇多田ヒカルが書き下ろした日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』(毎週月~木曜23:00~23:59/金曜23:30~24:30)の新テーマ曲のタイトルが「真夏の通り雨」であることが明らかになった。きょう4日の放送で初披露される。
宇多田が5年半振りにアーティスト活動を再開することになるこの楽曲は、今年に入ってレコーディングを実施。ピアノと歌だけで静かに始まるメロディーとなっている。昨年度グラミー賞4部門、今年度アカデミー賞最優秀歌曲賞を受賞したSam Smith(サム・スミス)を手掛けたことで知られるStephen Fitzmaurice(スティーブン・フィッツモーリス)が、宇多田の楽曲のミックスエンジニアを初めて担当した。
佐藤圭一チーフプロデューサーは、宇多田の伸びやかな声と歌詞に「鳥肌が立ちました」と感想。「『NEWS ZERO』が伝えるのは、すてきな話ばかりではなく、誰か大切な人を失ってしまう事件や事故も毎日のように起きます。それでも明日を前向きに生きていく、少しでも良い社会を作っていく。宇多田さんの曲を聴きながら『ZERO』を見終える人が、そんな気持ちで1日を終えてくれたら」と期待を寄せている。
なお、宇多田は同日からスタートするNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌「花束を君に」も手がけており、2曲が同じ日に初披露。いずれも、4月15日からダウンロード販売される。