TOKIOの長瀬智也が主演を務めたフジテレビ系ドラマ『フラジャイル』が、データニュース社「テレビウォッチャー」による録画数調査で、1月クールの連続ドラマのトップに立ったことが、明らかになった。
同調査は、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもの。毎話集計している録画数から、放送回数で割った平均数を算出したところ、『フラジャイル』が186.4人で1位となり、2位に『ナオミとカナコ』(フジ系)、3位に『わたしを離さないで』(TBS系)が入った。
一方、番組への接触数(視聴したと回答した人数)のランキングでは、有村架純・高良健吾ダブル主演の月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が1位となり、全10話平均で113.6人。平均「視聴率」では9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、月9ワースト記録となったが、母数を世代別で均等に分けた個人3,000人が対象のテレビウォッチャーと、ランダムに選んだ600世帯が対象のビデオリサーチの調査で、大きく傾向が異なる結果となった。
この接触数は、2位が『スペシャリスト』(テレ朝系)113.2人、3位が『家族のカタチ』(TBS系)107.3人となっており、録画数が接触数を圧倒。また、接触数上位3作品が21時台の放送なのに対し、録画数上位3作品は22時台であり、放送時間帯が1時間遅くなるだけで、録画数が急激に上昇する傾向も見えてくる。
1月クールドラマ 録画数・接触数ランキング(「テレビウォッチャー」調べ)
●録画数
1位『フラジャイル』(フジ系)186.4人
2位『ナオミとカナコ』(フジ系)172.8人
3位『わたしを離さないで』(TBS系)170.8人
4位『スペシャリスト』(テレ朝系)164.6人
5位『ダメな私に恋してください』(TBS系)159.7人
6位『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日テレ系)157.8人
7位『家族ノカタチ』(TBS系)153.0人
8位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジ系)147.7人
9位『怪盗 山猫』(日テレ系)137.9人
10位『お義父さんと呼ばせて』(関テレ・フジ系)131.8人
●接触数
1位『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジ系)113.6人
2位『スペシャリスト』(テレ朝系)113.2人
3位『家族ノカタチ』(TBS系)107.3人
4位『ナオミとカナコ』(TBS系)105.0人
5位『怪盗 山猫』(日テレ系)99.4人
6位『ダメな私に恋してください』(TBS系)98.3人
7位『フラジャイル』(フジ系)85.0人
8位『わたしを離さないで』(TBS系)84.7人
9位『お義父さんと呼ばせて』(関テレ・フジ系)71.3人
10位『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日テレ系)67.1人
※昨年10月から2クール放送の『相棒』『科捜研の女』(いずれもテレ朝系)は対象外
●「テレビウォッチャー」調査概要
・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)
・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000
・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル ・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査
・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)