女優の広瀬すずが19日、国立代々木競技場第一体育館で開催された「第22回 東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」(以下TGC)に、主演映画『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)の劇中衣装である袴姿で登場し、ランウェイを歩いた。
主人公・綾瀬千早役で映画初主演を務める広瀬は、劇中衣装の"赤"の袴姿で登場。「すずちゃ~ん!」という声が上がる中、最初は1人でランウェイを歩き、戻ってから今度は、共演の野村周平、真剣佑と共に3人で仲良く歩いた。そして先端で、「大ヒット!」「ちはやふる」「見てね!」とそれぞれ書かれた扇子を広げ、映画をアピールした。
TGC初登場の広瀬は「ドキドキしました。女の子たちのパワーが輝きすぎて、緊張しました」とランウェイを歩いた感想を語り、同じく初登場の野村は「すごい気持ちよかったです」と余裕の表情。過去に出演経験のある真剣は「『ちはやふる』の3人で役者として歩けてうれしいです」と今までとは違ったTGCになったようだ。
広瀬はまた、「上の句」の公開初日を迎えた今の心境を聞かれると、「やっとスタートラインに立てた感じ」と告白。「この作品が、ひとりでも多くの方に届きますように」と願った。
TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から春夏と秋冬モデルの年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。22回目となる今回は"PARTY"をテーマに掲げ、総勢100人以上のモデルが登場。会場には約3万1,200人の観客が詰めかけ、253媒体831人のメディアが集結した。