赤ちゃんの衣類を使用前に洗う「水通し」。実際、どのくらいの人が、いつ、どうやって、どのような衣類を水通ししているのだろうか。そこでピジョンは1月に536人(女性528人、男性8人)を対象にした調査を実施し、このほど調査結果を発表した。

水通しを行いましたか?

まず「水通し」を知っているか尋ねたところ、72.8%が「知っている」と回答した。「聞いたことはあるが、何をするか知らない」は11.9%、「知らない」は15.3%だった。水通しの実施について聞くと、81.3%が「水通しをした(する予定)」と答えている。

水通しを行ったと回答した人に、実施したタイミングについて聞くと、「妊娠8カ月~妊娠9カ月」(48.4%)と「臨月」(38.3%)が多くを占めた。「出産後」や妊娠中期の「妊娠5カ月~7カ月」を合わせても1割程度で、多くが出産を間近に控える妊娠後期から水通しを行っていることが分かった。

水通しをした衣類について尋ねると、直接肌に触れる「肌着」(98.6%)が最も多かった。次いで「ガーゼやタオル」(87.4%)、「肌着以外の衣類」(84.2%)、「おくるみなど」(69.7%)、「シーツなどの寝具」(63.1%)が続く。81.2%が洗濯機で水通しをしたと回答しており、「手洗いで行った」は18.3%だった。

水通しの方法

また、「水通し」とは呼ばれているが、水だけで洗っている人は25.2%だった。59.9%がベビー専用の衣類洗剤を使い、衣類を洗っている。

「水通し」の際、何を使いましたか?

水通しを行った人からは「赤ちゃんをいよいよ迎えるんだなと実感した」「ママになる喜びがいっぱい」と、出産を心待ちにする声が寄せられた。中には、「生地がやわらかくなった」と水通しの効果を実感する声もあった。また、「並べて干した小さな肌着がかわいく、写真を撮った」というコメントも見られた。

一方、「水通しに柔軟剤は使っていいのか、デリケートなおしゃれ着洗いの洗剤を使ってもいいのか疑問がある」「水通しを行う時期など、具体的な方法はわからない」「下着や洋服、ガーゼは水通ししたが、寝具はしていない。どこまで行ったほうがいいのか分からない」といった疑問も多く挙げられた。