東京急行電鉄は3月22日より、「定期券ネット予約サービス」を開始する。同サービスは新年度の定期券購入の混雑時期に併せて導入されるもので、定期券売り場に長時間並ぶことなく、速やかに定期券が購入できるようになる。

定期券売り場の混雑を解消する「定期券ネット予約サービス」を開始

定期券売り場の混雑を解消

同サービスは、新型券売機に搭載したQRコードリーダーを活用することで、予約番号を入力することなく、定期券を購入できるというもの。

手順は、まずスマートフォン・タブレット端末やパソコンから、購入する定期券の情報と利用者の情報を事前に入力する。購入時は予約完了メールのリンクからQRコードを表示した上で、新型券売機の案内に沿って定期券を購入する。通勤定期券や通学定期券のほか、東急バスの定期券も購入できる。

同社は「4月は社会人の方の定期券販売で売り場が混雑してしまうため、それを解消するために新サービスを導入する。また、今回はバスの定期券についても販売するため、これまで以上に混雑を解消できると考えている」と話している。

予約・予約購入時間は平日・土日祝日の5時~24時(一部の駅は5時30分~24時)。3月22日時点で決定しているQRコード対応型新型券売機の設置駅は、東横線・田園都市線の全駅(横浜駅南口を除く)。目黒線の目黒、不動前、武蔵小山、大岡山、田園調布~日吉。大井町線の大井町、旗の台、大岡山~自由が丘、等々力、二子玉川、溝の口。池上線の五反田、旗の台、蒲田。東急多摩川線 の多摩川、蒲田、こどもの国線の長津田。

なお、6月末には東急線各駅及び世田谷線(三軒茶屋、上町、下高井戸)に設置を予定している(恩田、こどもの国を除く)。