博報堂 新しい大人文化研究所は2月23日、「新大人研レポートNo.24 シニアから新大人へ、新型50・60代に。その(8)新しい大人世代は『夫婦二人消費』におカネをかける」を発表した。同研究所では、40~60代を"新しい大人世代"と呼び、調査研究を行っている。

「あなたが外食をする際に、お金をかけても良いと感じる同伴者をすべてお選びください」

調査は2015年3月20日~22日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県ほか中小都市などの40~60代男女2,700人を対象にインターネットで行われた。

調査結果から、新しい大人世代は「配偶者・パートナー」との「外食」や「旅行」にお金をかける傾向にあることが分かったという。

「外食でお金をかけてもよいと感じる同伴者」を聞いたところ、「子供」(58.2%)、「配偶者・パートナー」(58.1%)が多く選ばれた。

同様に、「お金をかけてでも贅沢な旅行をしたい相手」は「配偶者・パートナー」(34.6%)であり、国内旅行も海外旅行も一緒に行きたい相手の1位は「配偶者・パートナー」(国内旅行62.0%、海外旅行57.0%)となっていた。

「今後、それぞれの相手とあなたが旅行する際、あなたは『できるならお金をかけてでも贅沢な旅行をしたい』と思いますか、あるいは『できるだけお金をかけずに安くすませる旅行をしたい』と思いますか」

「あなたが、今度、一緒に旅行をしたい相手はどなたですか、国内旅行・海外旅行についてそれぞれお選びください」

「配偶者・パートナー」との旅で心がけていることを聞くと、「ガイドブックなどを参考に、観光スポットを手際よく回る」が48.5%に続いて「相手の趣味や嗜好を考えてそれに合った場所に行く」と答えた人も35.7%と多く見られた。