『ハリー・ポッター』の5年ぶりとなる新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年冬公開)の新たな特別映像と写真が18日、公開された。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』新写真(左から、ティナ役のキャサリン・ウォーターストン、ニュート役のエディ・レッドメイン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラー)

本作は、ハリー・ポッターたちが魔法を学んだホグワーツ魔法学校で使われていた、魔法動物に関する教科書『幻の動物とその生息地』を著した魔法学者ニュート・スキャマンダーが、研究のために世界中を旅し、ニューヨークにたどり着いて始まる物語。『彼女と博士のセオリー』(15年)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが、主人公ニュートを演じる。

公開された映像は、冒頭で「全世界の魔法界のファンへ、ハリー・ポッターの世界を祝し独占映像を届けよう」というメッセージが映し出され、新たな物語の始まりへの期待をあおる。エディは「まさに驚異の世界だ、こんな作品は初めてだよ」と興奮気味に語り、クイニー役のアリソン・スドルも「撮影の合間にふと手を動かすの。魔法は使えないのに」とその世界観に魅了されていることを打ち明ける。

また、シリーズの『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(07年)から『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11年)までの4作を手がけ、本作でもメガホンを取るデイビッド・イェーツ監督は「この魔法の世界の舞台はニューヨーク。英国人のニュート・スキャマンダーが不思議な生物でいっぱいのトランクを持って現れる。彼のトランクから何匹か逃げ出してしまう」と物語を解説。続けて、エディが「それがキッカケとなり大混乱を引き起こすんだ」と説明する。

さらに、シリーズ全8作のプロデュースを手がけてきたデイビッド・ヘイマンが、本作について「鮮やかで美しい世界をJ.K.ローリングが作った。ユーモアもスリルも感動もある、誰もが楽しめる映画だ」と自信をにじませながら語ると同時に、「2016年、J.K.ローリングがあなたを再び魔法の世界へ」の言葉も踊る。


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