幕張メッセで15~17日の3日間にわたり開催された「東京オートサロン2016」。ダイハツブースでは「コペン」の新しいデザインコンセプトカーや、「キャスト スポーツ」「キャスト アクティバ」の世界観をより強調したコンセプトカーなどが出展された。

ダイハツブースに展示された「コペン セロ クーペ コンセプト」

ダイハツ「コペン」は新骨格構造「D-Frame」、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」を採用し、「感動の走行性能」「自分らしさを表現できるクルマ」を実現したという軽オープンスポーツカー。2014年に発売された「コペン ローブ」「コペン エクスプレイ」に続き、2015年は第3の意匠となる「コペン セロ」も発売された。東京オートサロンでは「コペン セロ」の上級グレード「コペン セロ S」も展示されている。

今回出展された「コペン」のコンセプトカーは、「コペン セロ クーペ コンセプト」「コペン アドベンチャー」「コペン ローブ シューティングブレーク コンセプト」の3台。「コペン セロ」がベースの「コペン セロ クーペ コンセプト」は、「エレガント&エモーショナル」をデザインテーマに、ルーフからトランク、リヤスポイラーまで一体となったなめらかなクーペデザインに仕上がっている。同車はダイハツブースの正面中央に展示され、隅々までデザインを眺める来場者も多く、人気の様子だった。

「コペン アドベンチャー」

「コペン」の着せ替え実演も行われた

「コペン エクスプレイ」がベースの「コペン アドベンチャー」は、「DRESS-FORMATION」デザインを公募し、市販化へつなげるという取組み「DRESS-FORMATION DESIGN AWARD」の最優秀作品を実車化。グリル周りを双眼鏡のようなデザインとし、車高を上げるなど、「道を選ばず、未知の世界を探し求め突き進むような『タフSUVライク』なコペン」を演出したという。「コペン ローブ シューティングブレーク コンセプト」は、「コペン ローブ」をベースに荷室を拡大し、伸びやかなキャビンデザインとしている。

その他、「キャスト スポーツ」がベースのコンセプトカー「キャスト スポーツ レース仕様」「キャスト スポーツ D-SPORT仕様」、「キャスト アクティバ」がベースのコンセプトカー「キャスト アクティバ オフロード仕様」も出展。純正用品を装着した市販車両や「DRESS-FORMATION」パーツなども展示された。ダイハツブースでは「コペン」の着せ替え実演も行われ、多くの来場者が集まっていた。

「コペン セロ クーペ コンセプト」

「コペン アドベンチャー」

「コペン ローブ シューティングブレーク コンセプト」

「キャスト アクティバ オフロード仕様」

「キャスト スポーツ レース仕様」

「キャスト スポーツ D-SPORT仕様」

「コペン セロ S」