俳優の斎藤工と窪田正孝がこのほど、東京・西荻窪の東京女子大学で行われた日本テレビ系ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(17日スタート、毎週日曜22:30~23:25 ※初回は15分拡大)の第1話試写会にサプライズで登場し、約250人の女子大生たちから大歓声を受けた。

新ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』に出演する窪田正孝(左)と斎藤工

同作は、推理作家・有栖川有栖の原作で、有栖川本人の役柄が作品に登場するという本格ミステリー。殺人現場に快楽を求めるという英都大学准教授の犯罪学者・火村英生(斎藤)と、その捜査を観察しながら、危なげな火村の保護者を自認する推理作家・アリス(窪田正孝)が、コンビを組んで事件を解決していく姿を描く。

火村が勤務する英都大学のシーンの撮影が、東京女子大のキャンパスで行われているため、今回の試写会も同所で実施。劇中に、学生たちの見慣れた教室や食堂が映し出される度に、どよめきが起こった。そして、試写が終わってすぐに斎藤と窪田の2人がサプライズで登場すると、教室内は悲鳴にも近い大歓声が。司会の日本テレビ徳島えりかアナウンサーから「撮影OKです!」と声がかかると、一斉にスマホを取り出し、写真を撮り始めた。

早速ドラマについてのトークに入るが、写真を撮るシャッター音が鳴りやまず、斎藤は「それどころじゃないですね(笑)」と苦笑い。その後も、2人がお互いの印象を語り合ったり、役づくりの話をしてもシャッター音は止まらず、さすがにここまで一斉に撮られたことがなかった斎藤は「メモリー無くなるよ?(笑)」と困惑していた。

司会の日本テレビ徳島えりかアナウンサー(左)の「撮影OKです!」をきっかけに、一斉にスマホで写真撮影開始

女子大生たちは、来るとは知らなかった2人への質問を事前に用意。ペンネームを読み上げて、質問者と直接やり取りする形式で進み、「もし女子大生になったら何をしたいですか?」との質問を読み上げた。これに対して、斎藤は「コンパ」と即答。さらに「男子をあざむく感じの作戦会議をしてみたいと思います」と意欲を示すと、質問者から「そんなことしないですよ!」と反論され、「ごめんなさい。偏見でした」と謝罪した。

一方の窪田は「ガールズトークしてみたいですね」と興味津々。これに斎藤が「ガールズトークってえげつない内容なんですよね」と尋ねると、質問者から「えげつなくないです!」と指摘され、斎藤はまたもや謝罪に追い込まれた。

今後も、同キャンパスでの撮影が予定されており、女子大生たちはさらに興奮。そこで、斎藤は「皆さんが初めての『火村英生』のドラマの体験をしていただいたので、僕らとしては身内のような存在です。なので、皆さんはこの作品の広報の一員と義務付けます」と命令した。笑う女子大生たちに「だって写真撮ったでしょ?」と言い聞かせ、「ウソはつかなくていいです。本当にこの作品を見て感じるものがあってくだされば、近い方にこの作品をシェアしていただきたいなと、心から思っています」と呼びかけた。

同会では早速、女子大生に1話の感想を聞いていたが、「原作をちゃんと読みたいと思いましたし、2人がコンビネーションを取れているのがすてきだなと思いました。来週からも見ようと思います」と見事な回答。斎藤は「100点です。メディアの方も、ぜひ今のコメントを使っていただけたら」と絶賛していた。