俳優の遠藤憲一がこのほど、都内で行われた主演ドラマ『お義父さんと呼ばせて』(関西テレビ・フジテレビ系1月19日スタート、毎週火曜22:00~22:54)の取材会に出席し、28歳年下の女性に求婚するという役に「精神年齢は結構低いんで、そのままやっていけば何とか役柄に追いついていけるんじゃないかな」と、自然体で臨む構えを見せた。
このドラマは、遠藤演じる中堅商社の独身部長・大道寺保が、28歳年下の女性・花澤美蘭(蓮佛美沙子)との結婚を決意。しかし、美蘭の父・紀一郎(渡部篤郎)は、娘の結婚相手が自分と同い年という現実が受け入れられず、2人が結婚したい男・させたくない男としてぶつかり合う姿を、林宏司の脚本でコミカルに描く。
この異色の役柄に、遠藤は「なるべく自分の姿を思い出さないようにして、純粋な心で、若い時の気持ちのままでやっていこうかなと思ってます」と演技プランを語りながら、「(自分は)精神年齢は結構低いんで、そのままやっていけば何とか役柄に追いついていけるんじゃないかな」と、楽観的な一面も見せた。
一方で、遠藤は「こういう設定で、(視聴者に)薄気味悪いって思われないようにしないと…」と不安も吐露。「そこを突っ切って、こういうのもアリなんじゃない?っていうところまで持っていければ、見続けてくれると思う」と成功の鍵を分析しながら、「キモい!っていう風にならないように、心を込めたいと思ってます」と、あらためて演技への心構えを語った。
また遠藤は、もし自身に娘がいて、同い年の男性が求婚してきたらという質問に「まずは反対しちゃうかな。時間かかって、コロッとやられちゃうかもしれないけど」と難色。一方、ダブル主演を務める渡部は「少々年齢行ってる男の方がいいですよ。おすすめしますね」と、2人とも役柄とは正反対の考え方を披露していた。