JR北海道函館支社は1月24日、北海道新幹線開業と同時に運行開始する新幹線アクセス列車「はこだてライナー」の車両公開を函館駅で実施する。

北海道新幹線アクセス列車「はこだてライナー」

「はこだてライナー」に使用されるのは、札幌圏で運行している733系をベースに、新幹線との一体感や函館・北海道らしさをコンセプトに内外装の一部を変更した車両。ロングシートの3両編成で、乗車定員439名。車両形式は733系1000番台となる。

北海道新幹線H5系と同様のパープルと、JR北海道のコーポレートカラーであるライトグリーンの帯を車体側面に施した。内装は、函館の赤レンガ倉庫を連想させるドアや、北海道の大自然を連想させる木目調のドアでご当地感を演出。函館山と五稜郭をイメージしたヘッドマークを掲出する。4編成12両が新造され、すでに試運転も行われているという。北海道新幹線開業日から函館~新函館北斗間を1日16往復運行する。

車両公開は1月24日11時から13時まで、函館駅4番ホームで実施。申込み不要で、自由に車内に立ち入って見学できる。見学者には車両公開記念証がプレゼントされるとのこと。改札内での公開のため、車両見学のみの場合は入場券が必要となる。