12月24日にNHK総合で放送されるドラマ『ビューティフル・スロー・ライフ』(22:00~22:49)の放送直前イベント「4Kドラマ・クリスマストークショー」が22日、都内で行われ、常盤貴子、北村一輝が出席した。
クリスマス・イブの夜に放送される同ドラマは、4Kの高精細映像で制作。舞台女優の彼女(常盤貴子)と美術係の彼(北村一輝)が夫婦となり、その後の2人を描く。常盤と北村のほか、小日向文世がマエストロ役で出演している。
放送を間近に控えたこの日は、NHKネットクラブ・プレミアム会員約90組のペアを招いてのトークショーを実施。トークショー前に報道陣向けの取材会が行われ、主演の常磐は「すごくプレッシャーがありました。だから本当のことを言うと、日本中の演劇関係者に見てほしくないとさえ思っています」と話しつつ、「時代の流れていく様を撮っていただいたので、意外に時代を踏まえて見えます。たった49分の中でこんなに作れたんだと思いましたね」と作品の出来には自信を見せていた。
その常磐と北村は、2009年に放送された大河ドラマ『天地人』で共演。常磐は「大河でご一緒したので、私にとっては完全に殿(上杉景勝)。位が違う人間なのでずっとそのままです。お会いすると緊張しちゃいますが、夫婦役でうれしかったですね。久々の殿は笑顔が可愛くて優しくてとっても幸せな時間でした」と再会を喜んだ。一方の北村は「大河の時は殿なのに失恋して家臣(妻夫木聡扮した直江兼続)に取られました…。やっとカップルになれたというのもありますが、僕自身恋愛ドラマは20数年俳優をやってきて初めてなので、恋愛ドラマの女王でもある常磐さんに胸を借りました。最初の笑顔を見た時、女王だと思いましたね」と賛辞を惜しまなかった。