タレントの黒柳徹子(82)が、11日放送のテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金12:00~12:30)で、視聴者に向けて「ご連絡ください」と呼びかけ、女優・吉永小百合(70)の忘れ物に関する情報を募った。

女優の吉永小百合

12日公開の映画『母と暮せば』の宣伝を兼ねてゲスト出演した吉永。最近の失敗談の話題になり、「近眼用と乱視用と手元を見るのと。(メガネを)3つ作りました」と話し始めた。その店舗は青山にあり、購入後は急いでいたためにタクシーを拾って広尾へと向かったという。

停車直前でメーターが1,000円を超え、焦って小銭を用意して「お釣りはいいです」と言いながら下車。しばらくして手元に購入したメガネがないことに気づき、運転手に問い合わせをしようにもレシートを受け取っていなかったことから、仕方なく「タクシーの組合みたいなところ」に連絡した。

ところが、担当者は「そういうことは警察に言ってください」と対応してくれず、その後警察に届けたが「もう2週間ぐらいになるんですけど、音沙汰無いから……」と諦め気味。「あんな私のひどい近眼と乱視のメガネをかけてもしょうがないと思うんですけどね。残念ながら見つからないです」と肩を落とした。

一連のエピソードを聞き終えた黒柳は、「これをご覧になっていらっしゃる方、最近3つメガネを拾っていたらどうしたらいいか分からないと思うんですよ」と語り、視聴者に向けて「それ、吉永小百合さんのですから、『徹子の部屋』にでもご連絡くださればすぐお届けいたします。大変お困りなので、ぜひよろしくお願いします」と呼びかけた。

黒柳の気遣いに何度も頭を下げた吉永。それもそのはず、以前同番組に出演した際、生牡蠣の殻をナイフで開けようとして手を切ってしまったエピソードを披露し、札幌の視聴者から「牡蠣はこういうもので開けるんです」というメッセージと共に専用のナイフが送られてきたという。吉永は「重宝しています」と明かし、「『徹子の部屋』のおかげで」と感謝していた。