お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、8日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『解決!ナイナイアンサー』(毎週火曜21:00~)で、「キングオブコント2015」で優勝したコロコロチキチキペッパーズのナダルが打ち明けたブレイク後の苦悩に理解を示した。

ナインティナインの岡村隆史(右)と矢部浩之

美声で発する「やっべぇぞ!」のフレーズで人気のナダルは「仕事増えてうれしいけど、プレッシャーがきつくて楽しくない」と重圧を吐露。「『怖い…』『狭い…』『暗い…』って言ってから、『笑おう!』って」と、家で枕に向かって心の声を吐き出しているなど、精神的に追い詰められていることを明かすと、岡村は「言うても、ナダルはまだ芸歴3年目とか。そりゃいっぱいいっぱいになる」と理解を示した。

そして、ナダルが「キングオブコント優勝してうれしかったけど、ここからどうなるんやろうと。街中でむちゃくちゃにされるんちゃうかって」と不安な表情をすると、「俺もあった! 道歩いてて『わぁ!』って言われたいと思ってこの世界入ってきたのに、『わぁ!』って言い出されると帽子がどんどんこうなって…みんなに見られてるんちゃうかって」と帽子のツバで顔を隠すしぐさを見せた。そして当時、東野幸治に「自意識過剰。お前のことなんかだれも見てない」と言われて「そうか!」と吹っ切れ、帽子をかぶらなくなったと語った。

相方の矢部浩之も、東京に上京してきた時、顔にブツブツができる体の異変があったと告白。皮膚科に行って「どうやったら治りますか?」と聞くと、「簡単なことが一つある…大阪帰りなさい」と言われたそうで、「それはできません」と東京生活を続けたそう。結局、治るのに10年くらいかかったと言い、「僕も10年悩んでたんでしょうね」と振り返った。