2015年12月5日(土)、千葉・舞浜アンフィシアターにて、新感覚・音楽朗読劇「SOUND THEATRE ×夏目友人帳~集い音劇の章・再び~」が開催された。出演者は神谷浩史(夏目貴志役)、井上和彦(ニャンコ先生/斑役)、堀江一眞(田沼要役)、木村良平(西村悟役)、菅沼久義(北本篤史役)、松山鷹志(一つ目の中級妖怪役)、下崎紘史(牛顔の中級妖怪役)、桑島法子(ホタル役)、浜田賢二(杉野章史/崇徳院役)、寺崎裕香(サヨ役)。
アニメ「夏目友人帳」シリーズの音楽を担う吉森信によるピアノとオーケストラによる生演奏の中、前回の公演にはなかった舞浜アンフィシアターならではの特殊効果・演出が加えられ、新たな「夏目友人帳」の世界が繰り広げられた「SOUND THEATRE ×夏目友人帳~集い音劇の章・再び~」。ここでは、公演を終えたばかりの神谷浩史と井上和彦から寄せられたメッセージを紹介しよう。
■神谷浩史 (夏目貴志役)
久しぶりに「夏目友人帳」の世界に帰ってきました。共演者のみなさんが集まると、自然と夏目の世界ができあがるので、不思議だなぁと思いながらステージを終えることができました。なんといっても前回同様、まず、吉森さんの音楽に世界を作ってもらい、僕らはしゃべるだけで「夏目友人帳」ができあがる。音楽のすばらしさ、音楽の力を改めて痛感しました。舞台が進行していくにつれ、リハーサルでは全くなかったお客様のリアクション、中にはすすり泣く声も聞こえてきて…。それもステージを作るひとつの素晴らしい要素になったのではないかと思います。
■井上和彦(ニャンコ先生/斑役)
再演なので、より落ち着いて夏目の世界が味わえたかなと思います。見ている皆さんも味わっていただけたのではないでしょうか。前回ではなかった演出の中で、後ろに炎が上がった時、うわぁ!と驚いているお客様の驚いている顔を目にしました。それまで落ち着いて見ていたのに(笑)。仲の良い夏目のメンバーですが、より心が通い合っている感じがしました。
(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会