Amazon.co.jpは1日、「Amazonランキング大賞2015」を発表した。本(ビジネス・経済部門)の1位は岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社/1,500円+税)だった。

1位は『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』

「Amazonランキング大賞」とは、2014年11月17日~2015年11月15日の期間における、Amazonでの販売データ等をもとに集計したランキング。本、Kindle本、ミュージック、DVD・ブルーレイなどのジャンルごとに取扱商品をランク付けした。

「Amazonランキング大賞2015 本(ビジネス・経済部門)」トップ3(Amazon.co.jpホームページより)

「ビジネス・経済(書籍) Amazonランキング大賞1位」は岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社/2013年12月/1,500円+税)。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学を、対話形式で紹介する。著者はアドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏とライターの古賀史健氏。

2位はトマ・ピケティ著『21世紀の資本』(山形浩生・守岡桜・森本正史訳/みすず書房/2014年12月/5,500円+税)。経済格差や資本の蓄積、分配の問題を解き明かした世界的ベストセラー本。ピケティ氏は日本でも会見を開き、消費増税や労働市場の改革などについてもコメントしている。

3位はマーカス バッキンガム/ドナルド・O. クリフトン著『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(田口俊樹訳/日本経済新聞出版社/2001年12月/1,600円+税)。同作はビジネスを成功に導く「才能」について紹介した書籍。自分の才能をチェックするオンライン才能解析ツール「ストレングスファインダー」と連動し、自分の強みを知ることができる1冊となっている。

4位はグレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(高橋璃子訳/かんき出版/2014年11月/1,700円+税)。5位はフランクリン・コヴィー・ジャパン監修『まんがでわかる 7つの習慣』(宝島社/2013年10月/1,000円+税)。