ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で11月20~23日の4日間にわたり開催された「第19回名古屋モーターショー」。閉幕を受けて開催結果速報が出され、開催期間中の来場者数は20万3,500人と発表された。

名古屋モーターショーがポートメッセなごやで11月23日まで開催された

名古屋モーターショーは1979(昭和54)年の第1回以来、隔年で開催される中部地区最大規模の自動車イベント。近年は東京モーターショーの直後に開催されることに加え、スーパーカーや高級スポーツカーが多数そろうことでも知られるようになり、今回もランボルギーニ、フェラーリなど輸入四輪33ブランド・輸入二輪2ブランドが出展。国内四輪もトヨタ、ホンダ、日産、マツダなど計9ブランドが出展した。

併催企画として、「あいちITSワールド2015」や最新市販車・バイク・クリーンエネルギー車の試乗会なども開催。ラッピングカーコーナーも設けられたほか、「痛車集合! 萌え~ターショー」と題した"痛車"の展示も行われた。

東京モーターショーに続いての出展となるコンセプトカーや、東京モーターショーでは見られなかった輸入車のスポーツカー、さらに"痛車"まで多彩な展示に

今回の名古屋モーターショーは11月の3連休に合わせての開催となった。加えて、高校生以下・18歳以下を入場無料とし、公共交通機関の利用を促す「エコ来場キャンペーン」で渋滞緩和を図るなどの施策も功を奏した様子で、開催4日間の来場者数は前回の19万4,500人を9,000人上回る20万3,500人に。盛況のうちに無事終了となった。

今後も国内主要都市でモーターショーを開催。12月4~7日にインテックス大阪で「第9回大阪モーターショー」、12月18~21日にマリンメッセ福岡などで「福岡モーターショー2015」、1月22~24日に札幌ドームで「札幌モーターショー2016」、2月26~28日に夢メッセみやぎで「第10回東北モーターショー in 仙台 2016」が行われる予定だ。