日本のだし文化の "立役者" ともいえるかつお節。深みのあるその味わいは日本人のみならず世界の人々をも魅了しています。そんなかつお節を使ったかつおだし (薄削り) の取り方 (引き方) を紹介しましょう。

とりたてのかつおだし (薄削り)

材料

水 1L

かつお節 (薄削り) 20~30g

作り方

水を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら削り節を一気に入れます。

削り節を入れたらすぐに火を止め、1分間そのままおいてだしが出てくるのを待ちます。だしが濁らないようにするため、混ぜずにそのまま待ちましょう。

ざるにふきんやペーパータオルを敷き、ボウルでうけてゆっくりと濾 (こ) します。

できあがりです。

教えてくれたのは……

フードコーディネーター はらゆうこさん

料理家・フードコーディネーター。株式会社Vita 代表取締役。様々な食のシーンを作る手伝いを行っている。テレビCMやドラマ、雑誌などでのレシピ開発のほか、レストランコンサルティングなど幅広く活躍している。一般社団法人 日本伝統食協会の代表理事でもあり、日本伝統の食材普及にも注力している。
だしに関する詳しい情報やだしを活用した料理については、はらさんの著書 「日本橋から伝える だしを味わう四季の料理」(マガジンランド刊)でたくさん紹介されています。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。