ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が考案した、AKB48の特別公演「僕がここにいる理由」の初日公演が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われ、次期総監督・横山由依のセンターでパフォーマンスが繰り広げられた。
AKB48を愛する著名人が考案したセットリストによる特別公演で、落語家の春風亭小朝、サッカー元日本代表の岩本輝雄、ジャーナリストの田原総一朗に続く、第4弾。センターを務めた横山は、開演前に「この公演で改めて劇場がすごく大切なんだということを再認識できたので、ファンの皆さんにもそう思っていただけるように、みんなで一生懸命がんばりたいと思います」と意気込みを語った。
メンバーは、田中投手が「この子たちの公演が見たい!」と厳選した16人(横山由依、田野優花、木崎ゆりあ、小嶋真子、島田晴香、 阿部マリア、永尾まりや、高橋朱里、加藤玲奈、武藤十夢、向井地美音、相笠萌、茂木忍、湯本亜美、達家真姫宝、樋渡結依)。普段とは違うセットリストで、メンバー同士でも意外という新鮮な組み合わせが披露された。
最後には、メンバー全員のサインが描かれたボールを投げるサービスも。会場からの「ストライク!」という合唱で幕を閉じた。
田中投手は、今回のセットリストについて「好きな曲の中から自分なりにバランスを考えて組み立ててみました」と説明。「僕がここにいる理由」という公演タイトルについては「みんなにとっての原点を思い出すような公演になればいいなと思い、この公演名にしました」と、込めた思いをコメントで明かしている。
横山は、考案者の田中投手にかけて「会いに行くアイドルとなって、ニューヨーク公演をやらせていただきたいですね」と意欲。また、「この公演は、希望系の曲が多く、明るく元気になるセットリストだと思います。メジャーリーグまでこの思いが届くように一生懸命歌いますので、皆さんも見に来てください」とファンに呼びかけた。
同公演は、11月10日・12日・13日にも予定されている。
(C)AKS