10月31日公開の映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』3D吹替え版完成披露試写会が15日、東京・豊洲のユナイテッドシネマ豊洲で行われ、本作の日本語版吹替えを担当した俳優の成宮寛貴、女優の水川あさみが出席した。

映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』3D吹替え版完成披露試写会に登場した水川あさみ(左)と成宮寛貴

本作は、大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』の制作スタジオがおくる、普通の少年がピーターパンになるまでの秘められたドラマを描いた感動のファンタジー。日本語版吹替え版では、成宮寛貴が若き日のフック船長、水川あさみがカラフルでキュートなファッションに身を包む戦うプリンセスのタイガー・リリーの声を担当している。

3D吹替え版完成披露試写会の前に行われた舞台あいさつに、成宮と水川が登場。子供の頃から『ピーターパン』が大好きだったという成宮は「子供の頃は寝る前に読んで空想を膨らませ、いつかネバーランドに行けたらと思っていました。このお話を聞いた時は、お仕事をしていて本当に良かった」と満足げ。一方の水川も「私も恋するぐらい好きで、子供の頃は緑の洋服を着ていました。本当に憧れていましたね」と懐かしそうに語りながら、初挑戦だった声優業を「いつか出来たらと思っていたお仕事の一つで嬉しかったんですが、チャレンジではありました。これで合っているかと不安もありつつ、色んな感情がブースの中で湧き上がってましたね」と振り返っていた。

成宮は若き日のフック船長を演じているが、「フックのような男性は?」という質問に水川は「とても不器用なところが目立つんですけど、キザなことを言ってタイガー・リリーが上手くアシラッたりする場面があるんですが、そういうところがピーターパン以上に少年ぽくて可愛い一面が見れて素敵だと思います」と好意的で、そのフック船長を担当した成宮について「フックの無骨で不器用な感じだったり声のトーンが低いところから高いところまで使い分けていてさすがだと思いましたよ」と大絶賛。一方の成宮も声優初挑戦の水川を「タイガー・リリーのビブラートが入る感じがすごくあっていて素敵でした」と褒め称えていた。映画『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』は、10月31日より3D/2D 字幕版/日本語吹き替え版で全国公開。