オウチーノは6日、「お祝いごと」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は9月11日~13日、対象は首都圏在住20歳~49歳の男女443名。

ご祝儀は2~3万円が最多

「『ご祝儀』や『結婚祝い』は、どれくらいの金額の現金や品物を贈っているか」と質問した。結果、仲の良い友人、先輩・上司、後輩、親戚へは「2万0,001円~3万円の現金」を贈っている人がそれぞれ35.5%、28.3%、23.4%、22.1%と最も多かった。なお知人へは「1万円以下の現金」を贈る人が22.6%で最も多かった。

男女別に見ると、仲の良い友人や上司・先輩へは相場と同じく「2万0,001円~3万円の現金」を贈る人が一番多いが、「何も贈らなかった」という人も約1割見られた。

「『ご祝儀』や『結婚祝い』は、どれくらいの金額の現金や品物を贈っているか」

出産祝いは~5,000円が多数派

「出産祝い」について質問したところ、仲の良い友人、先輩・上司、後輩へは「3,001円~5,000円の品物」を贈ると答えた人が最も多く、それぞれ22.8%、21.1%、18.8%だった。

男女別に結果を見ると、女性の場合は仲の良い友人、先輩・上司、後輩、知人へのお祝いでも「3,001円~5,000円の品物」を贈る人が一番多かったが、男性の場合は仲の良い友人や親戚以外には「何も贈らない」と答えた人が最も多かった。

親戚に対してのお祝いは男女ともに「2万0,001円~3万円の現金」を贈った人が多かった。さらに男性は仲の良い友人へのお祝いでも「2万0,001円~3万円の現金」を贈った人が一番多く、男女でも出産祝いを贈るのか贈らないのか、そして品物か現金かに違いが現れた。

「『出産祝い』は、どれくらいの金額の現金や品物を贈っているか」

新築祝い、3割が「贈らない」

一戸建てやマンションを購入したり家を建てるなどした時に贈る「新築祝い」や「引っ越し祝い」について質問したところ、3割以上の人が「何も贈らなかった」と答えた。2番目に多かったのは「5,000円以下の品物」だった。「新築祝い」や「引っ越し祝い」は何も贈らない人が多いようだ。

「『引越祝い』は、どれくらいの金額の現金や品物を贈っているか」

なお結婚祝い、出産祝い、新築祝いなど「お祝い」を贈らなかった理由について聞いたところ、34.4%の人が「そこまで仲が良くないから」と回答した。また「余計な気を使わせたらダメだと思った」など、相手との関係性への配慮も必要なようだ。「新築祝い」や「引っ越し祝い」については「知らなかった」「新築祝いはごく近い身内だけで贈るものだと思っているから」「考えていなかった」などの声も聞かれた。