全米初登場1位の大ヒットスタートを切ったリドリー・スコット監督×マット・デイモン主演『オデッセイ』が、2016年2月5日に日本公開されることが6日、わかった。
本作は、10月2日に全米3,831館で一斉に公開され、日曜日までの3日間で全米興行収入5,430万8,575ドルに達し、第1位の大ヒットスタートを記録。勢いは世界各国に広がっており、イギリス、オーストラリア、メキシコ、香港、イタリアをはじめ、20カ国でオープニング1位に輝き、うち9カ月で『ゼロ・グラビティ』のオープニング記録を上回る結果となった。そしてこのたび、日本公開日が2016年2月5日に決定した。
先日開催されたトロント国際映画祭でのプレミア上映後には、「例えて言うなら『インターステラー』の極めて難解な要素を排除した、分かりやすくて、スリリングなサバイバルとレスキューのアドベンチャーだ」(New York Post)、「刺激的というよりは、終始主人公の動向に夢中になる」(The Hollywood Reporter)と称された本作。公開後には、全米大手批評サイトRotten Tomatoesで、観客の94%の支持(2015年10月5日現在)を得るなど、一般層からも支持されている。
本作は、火星に取り残された宇宙飛行士の奮闘と、彼を救おうと尽力する地球の人々を描いた物語。マット・デイモン演じる主人公の宇宙飛行士マーク・ワトニーは、火星での有人探査の最中に嵐に巻き込まれて死亡したと推測され、残りの乗組員は火星を去ってしまう。生きていたワトニーは、空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で、知恵と精神力、創意工夫の才能を発揮して、4年後のNASAの救出まで生き延びようとする。そして、NASAと各国から集められた科学者たちが、彼を生還させるための努力を続ける一方で、ワトニーのチーム乗組員は、不可能とも言える大胆な救出ミッションを計画する。
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