公演初日を迎えた舞台『すべての犬は天国へ行く』の公開ゲネプロが10月1日、東京・渋谷のAiiA 2.5 Theater Tokyoで行われ、乃木坂46の生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美が囲み取材に応じた。

後列左から桜井玲香、新内眞衣、松村沙友理、若月佑美、前列左から生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里

乃木坂46のメンバー8人が出演する同舞台は、演劇界の鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチのシリアスコメディ『すべての犬は天国へ行く』を堤泰之が演出を手掛けた作品。殺し合いの果てに男が一人残らず死に絶えた西部の街の居酒屋を舞台に、壊れゆく女たちの姿をコミカルに描く。

これまで何度も舞台に出演してきた乃木坂46のメンバーだが、意外にも生駒は同舞台が初舞台。生駒は「普段はアイドルをやっていますが、アイドルでも(演技を)やるんだぞ！という決意表明として前髪を切りました！」と初舞台にも気合十分。続けて「初舞台で緊張していますが、見に来て下さった方が面白いと思って下さるように全力で作っていきたいです。これを機に成長できるように頑張りたいです」と意欲を見せていた。

同舞台では医者の妻であるキキ役の桜井玲香と保安官の娘・クローディア扮する松村沙友理のラブシーンも見どころ。松村が「2人とも恥ずかしくて笑っちゃいました(笑)。初めてのラブシーンがメンバーですごい緊張しましたが、そのシーンは一番練習したので見どころだと思います」とアピール。一方の桜井は「私は男役として出て行くので、娼婦を買いに来たエロオヤジっていう感じで登場します。結構松村や他の女優さんにも仕掛けたりするんですけど、稽古の終わりに猫背椿さんや大先輩にエロオヤジの個人レッスンをしていただいたので、『桜井攻めてるな』というところを見て頂けたらと思います」と自信をのぞかせていた。舞台『すべての犬は天国へ行く』は、10月1～12日(7･9日は休演)に東京・渋谷のAiiA 2.5 Theater Tokyoで公演。