マニキュアと違って換気の必要がなかったり、すぐに硬化してくれたりするので扱いが便利なジェルネイル。ネイルをしたあと、すぐに手洗いや家事などができることや、爪の保護の役割も果たしてくれるので人気です。このジェルネイルを自分で行う際に必要なアイテムと、あると便利なアイテムを紹介します。

マストアイテム

初めてジェルネイルを自分で行う場合は、いくつかのアイテムをあらかじめそろえておく必要があります。マストアイテムを確認しておきましょう。

UVランプ (またはLEDランプ)

5本指のネイルを同時に固めることができるもの。100均のLEDランプでも固まるようですが、5本同時にはできないし、効率を考えるとUVランプがオススメです。

なお、UVランプはネット通販などで2,000円程度から単体で購入することができます。

ベースのジェル、カラージェル

ベースのジェルは、カラーの発色を良くするためのカラーベースとなるジェルです。カラージェルは実際のアート作業に使用するためのジェルです。

トップジェル

仕上げに使用するジェルです。ツヤ出しのラメタイプとつや消しのマットコートタイプがあります。

ジェルネイルブラシ、ウッドスティック

太さの異なるジェルネイルブラシをあらかじめ用意し、アートの内容に応じて使い分けます。またウッドスティックは、ベースのジェルやカラーなどがはみ出してしまった時などに、ジェルを取り除く用途で使用します。

キッチンペーパー、ネイルワイプ、コットン

キッチンペーパーは、アート作業中に余分なジェルを拭き取る際にエタノールを浸すなどして使用します。ネイルワイプも用途は同じですが、その名の通りネイル専用なので便利です。コットンは、仕上げの際に余分なジェルや汚れを取り除く用途で使用します。なお、ネイルワイプは問屋さんなどで購入することができます。

エタノール

キッチンペーパーやコットンにしみこませて、余分なジェルや汚れを取り除く用途で使用します。

ここで紹介したマストアイテムは、インターネットやドラッグストアなどで購入できるほか、ジェルネイルの「スターターキット」(数千円程度) として購入できるものもあります。初心者はこのようなキットから始めてもいいかもしれません。

あると便利なオススメアイテム

ここで紹介するのは、必須ではありませんがジェルネイルの特性を踏まえるとあった方が便利なオススメアイテムです。

ハンドパック

ハンドパックにはいくつか種類がありますが、ここで紹介する「EORA」は、ポリエチ袋にあらかじめ液体が入っており、保湿だけではなく肌再生や手肌をワントーン明るくする効果が期待できるというもの。ポリエチ袋をはめたまま本も読めますし、香りも楽しむことができるというのも特徴です。

保湿用オイル

ジェルネイルは乾燥すると "もち" が悪くなるので保湿が大事です。ですので、保湿用のオイルがあった方がいいです。

保湿用のオイルはいくつかありますが、「OPI AVOPLEX キューティクルオイルトゥゴー」は保湿力の高さもあって人気があるオイル。ジェル状のキューティクルオイルのため伸びが良く、少量でも効果が期待できます。チューブタイプなので、ポケットやバッグに入れて持ち運べるのでオススメです。

ラインテープ

ボーダーやチェック柄など、ネイル用のアートで使用するラインテープです。まっすぐな線を描くのに便利です。100円ショップでも買えます。

教えてくれたのは……

青山紗里衣 (あおやま さりい) さん

ネイリスト。アトリエはるか川崎アゼリア店の店長を務める。最近ママになり、今までより健康を意識した料理作りにはまっている。


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