法務省は8日、平成27年司法試験の結果を公表した。本年度の出願者数は9,072名、合格者数は1,850名となった。

法科大学院別合格者、「中央大法科大学院」がトップに

本年度の司法試験の結果、出願者が9,072名に対し、実際に受験したのは8,016名だった。うち、合格者は1,850名となり、前年の1,810名を上回った。

合格者数

合格者の性別構成は、男性が1,451名、女性が399名。合格者の年齢は、平均が29.1歳で、最高は68歳、最低は21歳となった。さらに、合格者の平均点は376.51点。最高は584.43点、最低は179.08点だった。

職種別に最終合格者数をみると、1位は「法科大学院生」(76名)だった。次いで、2位は「大学生」(51名)、3位は「無職」(25名)となった。以降、4位「公務員」(14名)、5位「会社員」(12名)と続いた。

職種別合格者数

最終学歴別では、「法科大学院在学中」(76名)が最多となった。次いで、「大学在学中」(51名)、「法科大学院修了」(27名)、「大学卒業」(25名)が上位にあがった。

最終学歴別合格者数

法科大学院別合格者数は、1位は「中央大法科大学院」(170名)となった。次いで、2位は「慶應義塾大法科大学院」(158名)、3位は「東京大法科大学院」(149名)。以降、4位に「早稲田大法科大学院」(145名)、5位に「京都大法科大学院」(128名)がランクインした。