タミヤは、ミニ四駆『エアロ アバンテ』を本物の自動車として再現する「1/1ミニ四駆 実車化プロジェクト」を実施している。
本企画は、1980年代後半から90年代後半にかけて社会現象を巻き起こしたおもちゃ「ミニ四駆」シリーズの人気車種『エアロ アバンテ』を本物の自動車サイズで制作し、ドライバーがコクピットに入り運転し走行することをゴールとするプロジェクト。現在特設サイトでは「#00 START」、「#01 シャーシ基盤編」に続いて最新の「#02 動力系統編」が公開されている。動画では「ミニ四駆」と実車の組み立てが並行して描かれており、フレームの接合、動力部の取り付けなど、「ミニ四駆」のどの部分が実車のどこに対応するのかがわかるようになっている。
タミヤは今後も完成に至るまでの制作過程を動画で段階的に公開していく予定で、完成車両の披露は今秋を予定している。
「ミニ四駆」は、単3形乾電池2本と1個のモーターを内蔵した全長約15㎝のレーシングホビー。初代製品の発売は1982年で、四輪駆動によるパワフルな走りと「グレードアップパーツ」と呼ばれる別売パーツを用いた改造の奥深さ、そして専用サーキットで仲間と競い合う楽しさが人気となり、シリーズ第一弾の誕生から現在まで、累計で約1億7,500万台以上の販売台数を記録している。日本国内では現在、80年~90年代にミニ四駆を楽しんだ20~30代や、小中学生および親子層を中心に人気が再燃しているほか、アジアを中心に海外でも注目されている。
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