マツダは3日、軽乗用車「フレア」を一部商品改良して発売した。今回の商品改良では、5MT車を除く全機種で燃費性能の向上を果たしている。
具体的には、ターボエンジン搭載機種にISGを搭載した「S-エネチャージ」を新たに採用することで、燃費性能をJC08モード燃費で26.4~28.0km/Lに向上。ISG(Integrated Starter Generator)は、モーターでエンジンをアシストする機能を持つ発電機で、これによって減速エネルギーによる発電量の増加とモーターによるエンジンアシストを実現したシステムが「S-エネチャージ」だ。また、自然給気エンジンも改良し、CVTを搭載した2WD車の燃費性能は、JC08モード燃費で29.0~33.0km/Lに達している。
そのほか、LED内蔵フロントグリルやLEDイルミネーションなどを採用した個性的な内外装と充実装備で人気の「カスタムスタイル」では、フロントフォグランプにもLEDを採用し、「フロントLEDフォグランプ」を標準装備。ボディカラーのラインナップ変更も行われ、全8色を用意した。フレアの価格は、115万5,600円~175万7,160円(いずれも税込)。