8月23日は油の日です。京都にある離宮八幡宮と油問屋を営む企業によってこの記念日が定められました。なぜ、今日が「油の日」なのでしょう?
油の日とは
京都の大山崎町にある離宮八幡宮は、鎌倉時代から朝廷に油の専売特許を得る「油祖」とされていたことで有名です。
離宮八幡宮は、油を搾油する「長木」という装置を開発してエゴマ油を製油していました。これが日本で初めての大規模な搾油の始まりであるとされ、離宮八幡宮は搾油発祥の地と言われています。
そこで、この離宮八幡宮が、九州から現在の大山崎町に遷宮された日を「油の日」として定めました。
エゴマ油はの利用は食用だけではなかった
エゴマ油の食用としての健康効果が、テレビなどで取りざたされることがありますが、当時のエゴマ油の主な利用は食用ではなく照明への使用でした。
ちなみに、人間が初めて利用した油は動物性の油だったそう。長木のような搾油器が発明されるまでは、植物から絞り出して使用する植物性の油は製油が難しかったのですね。
ちなみに8月23日は油の日のほかに、以下のような記念日にもなってます。
・不眠の日
・乳酸菌の日
など。
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