ダイハツ工業のインドネシアの子会社であるアストラ・ダイハツ・モーター(ADM)は、同国ジャカルタにて20日から開催された『ガイキンド インドネシア国際オートショー2015(GIIAS 2015)』に、世界初公開となる2台のコンセプトカーや、8月20日にマイナーチェンジし発売した7人乗り多目的乗用車「セニア」などを出展したと発表した。

「FX Concept」

「FT Concept」

世界初公開となったコンセプトカーは、クロスオーバー車「FX Concept」と、本格的SUVを目指した「FT Concept」の2モデル。FX Conceptは、ダイハツのコンパクトカー技術を活かしたFFベースのクロスオーバーモデルで、オフロードもこなせるタフさと、先進的でダイナミックなデザインを表現している。FT Conceptは、ADMラインナップの最上級モデルをイメージした本格FR-SUVで、7人が十分に乗車できる広い室内と、ダイナミックで高品質な洗練されたデザインを表現した。

このほか、日本で販売している軽自動車4モデルや、マイナーチェンジしたセニアなどを出展。セニアは車両だけでなく、新型エンジンを搭載した新開発プラットフォームについても展示を行うことで、燃費性能や基本性能の進化をアピールする。