「もっと熱くなれよ!」――"熱すぎる男"としておなじみ、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さん。男女問わず人気を集めるのはなぜなのだろうか。今回はその"顔"に焦点を当てて、"顔"の専門家である池袋絵意知さんに聞いてみた。
子どものように目がきれい
1つ目の理由は目がきれいなことです。瞳も白目もきれいで、黒目と白目のコントラストがハッキリしています。これは心身共にコンディションが良く、精神的にも肉体的にも健康であることを表します。白目は子どもほど白く、年齢を重ねるごとにくすみや黄ばみがでてくるのですが、松岡さんは47歳とは思えないほど透明感があります。
目ヂカラがある元気な目で、今の生活が充実していて運気もいいことがわかります。運は人から人に伝わるものなので、みな松岡さんのお顔から運気と元気をもらおうと、意識的あるいは無意識下で「松岡さんを見たい」となっているのでしょう。
真顔でも目が笑っている
2つ目の理由は、真顔でも目が笑っているようなポジティブフェイス。目はしっかりと前を見据え、口は締まりながらも半笑いのように口角が上がっています。これは成功する人特有の顔相です。ポジティブな思考・ポジティブな言動がポジティブな運命をつくり、ポジティブな顔をつくっていて、ナポレオン・ヒル博士の成功哲学『思考は現実化する』を具現化した人と言えるでしょう。
そして、陽明学の「知行合一(ちこうごういつ)」にならい「行動を伴わない知識は未完成である」とばかりに自分の知識を実践してみせ、人にもそれを伝えようとしています。そのポジティブな情熱が多くの人を引きつけているのです。
喜怒哀楽が豊かな表情
3つ目は豊かな表情。どんなにポジティブな思考をしていたからといって、人生はうれしいことばかり続くわけではありません。世界的なテニスプレーヤーとして活躍し、錦織圭選手に抜かれるまでは、ウィンブルドン選手権での日本人最多の勝利を記録した松岡さんでも時には負けて悔し涙を流し、時には怒り、時には悲しみ、それらをバネにすべての出来事を楽しもうとしてきたから今があるのです。喜怒哀楽の感情を表に出すからこそ人間的な魅力も伝わるし、人々を感動させることができるのです。
常にいい汗をかいているテカテカした肌
4つ目は顔が輝いていること。松岡さんのお顔はいつもテカっています。運勢的にはカサカサな肌よりは脂ギッシュでもテカテカした肌のほうがいいのですが、松岡さんは脂のベタベタさはなくきれいなテカリです。良い食事をとり、良い睡眠をとり、良い運動をし、常にいい汗をかいているからこそのいいテカリ。
また、顔のテカリは新陳代謝の良さの表れで、細胞がどんどん入れ替わる人には、新しい気が入ってきやすく、だから運をつかみやすいのです。輝く顔には、運も人も集まるんですよ。
<著者プロフィール>
池袋 絵意知(いけぶくろ・えいち)
観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社と人材総合サービスで営業を経験した後、顔研究の道に。古来からの観相学だけでなく、自然人類学や心理学の研究を取り入れるなど多角的な方面から顔を研究し、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。著書に『顔面仕事術』『最強モテ顔講座』など。 顔相鑑定士&顔研究家&顔面評論家:池袋絵意知 公式ブログ
http://blog.ikebukuroh.com/