女優の藤井美菜が10日、都内で行われた連続ドラマ『PANIC IN』の特別上映会・舞台あいさつに、同作の主演を務めたお笑いタレントで俳優のマキタスポーツらとともに登壇した。
名作映画をオマージュした1話完結のパニック&アクション作品である同作で、"時速を80km以下に落とすと爆発するバス"というテーマで、キアヌ・リーヴス主演の映画「スピード」をオマージュした1話のヒロインを務めた藤井は「私が演じた優子という役は、真っ直ぐで芯の強い部分はあるんですけど、どこか天然で人とずれたことを言ってしまったり行動する魅力的な女性」と役柄を紹介し、「役作りをする上で監督とお話しをしたのは、人との距離感が普通の人より近い人っているよねという話で、そういう女の子だったら面白いんじゃないかということで、マキタさんとはかなり近い距離感で撮影させていただきました」と撮影を振り返った。
また、1話の見どころについて藤井は「ほとんどバスの中での撮影で、カメラの角度や動ける制限がある中で、緊迫感を出すところが難しいところでしたが、完成したものを見ると、ハラハラして見られたので、そこが見どころだと思います」と紹介し、「セリフの一つひとつがシュールでクスッと笑えるような見どころもたくさんありますので、ぜひDVDで何度でも楽しんでいただけたらと思います」と笑顔を見せた。
連続ドラマ初主演を務めたマキタスポーツは、「コメディなのでそうは見えないかもしれませんが、結構命がけでやりました」とあいさつし、「最初から最後までマキタスポーツが出ています。主演というのはこんなに大変なのかということも味わいましたし、それ以降にした仕事の質が精神的に変わっていったキッカケにもなりました」と吐露。さらに「監督が映画愛に満ちた方々で、過去の作品に対するリスペクトを踏まえた上で、それを僕がやるとこんなにねじ曲がってしまったり、変な違和感とかが面白さに繋がっていればいいなと思います。ぜひ楽しんでください」とアピールした。ドラマ『PANIC IN』DVD-BOX(1万2,000円 発売・販売元:ポニーキャニオン・スカパー!)は8月19日に発売。






