大阪府大阪市のハービスHALLで8月11日~20日、「世界報道写真展2015」が開催される。

アミ・ヴィタール(アメリカ、ナショナルジオグラフィック誌) ケニア北部、レワダウンズ自然保護区

世界報道写真コンテストの入賞作品を展示

同展は世界で起きている紛争や現代社会の問題など、普段目にすることが少ない現実を展示写真を通して知ることができる。131の国と地域、5,692人のプロの写真家から、合計9万7,912点の作品が応募された「第58回 世界報道写真コンテスト」で入賞した41人の写真家の作品が展示される。

「世界報道写真大賞」を受賞したデンマークのマッズ・ニッセン氏による同性愛の男性2人の姿を撮影した作品やウクライナ・ドネツク中心街の台所の残骸を撮影し、また、多数の死傷者を出した砲撃の惨状を静かに伝えるロシアのセルゲイ・イルニツキー氏の作品、さらに、ケニア北部の自然保護区に生きる野生のサイとサンブル族の若者を撮影したアミ・ヴィタール氏の作品などが展示される。

開催時間は11時から20時で、入館は閉館の30分前まで。入場料は、一般700円(前売り500円)、大・高・中学生500円(前売り300円)、小学生以下は無料となる。