JR北海道は3日、札幌~旭川間の特急「旭山動物園号」の秋季運転計画を発表した。特急形気動車キハ183系を使用した臨時列車で、4両または5両編成で運行し、外観は各車両ごとに「熱帯のジャングル」「北海道の大地」などのテーマにもとづく動物たちのイラストが描かれている。

特急「旭山動物園号」はキハ183系で運転

同列車は各シーズンごとに臨時列車として運行しており、秋季は9月5・6日と、9月13日から11月3日までの土休日の計22日間の運転が決まった。各日とも下りは札幌駅8時30分発・旭川駅10時7分着、上りは旭川駅16時4分発・札幌駅17時46分着の1往復運転される。途中停車駅は岩見沢駅・滝川駅。各車両の車内には、テーマに合わせた動物たちのぬいぐるみがそのまま座席となった「ハグハグチェア」を設置。1号車フリースペースには、絵本を読み、ビデオを鑑賞できるカーペット敷きの「モグモグコーナー」を設ける。

お得なきっぷとして、札幌~旭川間の往復特急列車自由席と旭川駅から旭山動物園までのバス往復乗車をセットにした「旭山動物園アクセスきっぷ」(5,410円)を販売。これに動物園入場券をセットにした「旭山動物園きっぷ」(6,130円)も用意される。なお、これらのきっぷを利用して「旭山動物園号」に乗車した場合、別途指定料金券(通常期大人片道520円)が必要となる。